屋根は、建物などの居住空間の上部を覆う構造物。住宅などの建物の場合、屋根は床や外壁などとともに居住空間を包む外周部(外皮)の一部である。
wikipediaより
当然ですが、屋根は建物の一番上にあります。
晴れた日には日光が当たります。雨の日には雨が当たります。
風が吹きつけたり、砂埃が飛んできたり、台風が来たり、雪が積もったり・・・
屋根はそんな過酷な環境から、日々私たちを守ってくれているのです。
屋根の基本形式
屋根の形状は20種類くらいあると言われていますが、ここでは代表的な5つをご紹介します。

屋根の形状は、家の大きさや土地・間取りによって変わり、それぞれメリット・デメリットが存在します。
屋根のイメージって・・・
屋根と言ったら一番最初に思いつくのは「瓦」ではないでしょうか?日曜日にやっている国民的アニメのお家は昔ながらの瓦屋根です。
次に馴染みがあるのは、「トタン屋根」でしょうか?ポケットから未来の道具を出せるロボットが住んでいるお家はピンクのトタン屋根です。
あまり覚えている人はいないと思いますが、スタジオジブリの映画で、主人公の姉妹が引っ越したお家の赤い屋根部分は「スレート屋根」と思われます。
一般的に、屋根と言ったら「瓦」のイメージが強いと思いますが、
金属屋根 | 瓦 | スレート | |
2009年 | 約4割 | 約4割 | 約2割 |
2018年 | 約6割 | 約2割 | 約2割 |
近年の屋根材出荷数は、「瓦」を抜いて「金属屋根」が6割となっています。
金属屋根ってなあに?
さっきの統計では約6割を「金属屋根」が占めていました。
金属屋根とは、トタン・ガルバリウム鋼板・ステンレス・銅・チタンなどで出来ている屋根のことです。
あまり馴染みのない「金属屋根」が屋根の主流になっているんです!

なぜ瓦ではなく、金属屋根が主流になってきているのかな?
【余談】屋根を葺く(ふく)の「葺く」ってどういう意味なんだろう?

草冠+口+耳から成るこの漢字は、屋根を覆うという意味があります。
口を耳に寄せて語るという意味があることから、同じ読み方の「集(しゅう)」と意味も同じになり(葺くの音読みはシュウ)
草を寄せ集めて屋根を覆う⇒葺くとなったようです。