屋根・壁工事で知っておきたい用語集 ※五十音順

やねかべマイスターでは、屋根・壁工事の用語を下記のように定めています。

アスファルトシングルガラス繊維(グラスファイバー)をベース材に、アスファルトを含浸・コーティングし、砂粒で表面を着色して作られた屋根材。
アスベスト天然に産する繊維状けい酸塩鉱物で「せきめん」「いしわた」と呼ばる。
その繊維が極めて細いため、研磨機、切断機などの施設での使用や飛散しやすい吹付け石綿などの除去等において所要の措置を行わないと石綿が飛散して人が 吸入してしまうおそれがある。
上塗り、中塗り、下塗り塗装の手順。下塗りはプライマーやシーラーと呼ばれる。
SGL(エスジーエル)鋼板スーパーガルバリウム鋼板のこと。アルミニウム55%+亜鉛41.4%+シリコン1.6%+マグネシウム2%で構成された「ガルバリウム鋼板の進化版」。亜鉛を2%減らし、マグネシウムを2%加えることでメッキ層を強化し、特に厳しい腐食条件下でより優れた耐久性を発揮する。
外壁サイディング外壁に使われる壁材の一種。壁の広さに合わせてサイディングボードをカットし、壁に沿って貼り合わせる。
現在では、日本の外壁材シェア率80%以上をサイディング材が占めている。
カバー工法既存屋根の上に、防水シートと新しい屋根材を被せる施工方法のこと。 重ね葺き、カバールーフ工法とも呼ばれる。 ⇔葺き替え工法
瓦棒(かわらぼう)心木と呼ばれる細い角材を屋根に打って、それに金属板を巻きつける形で留めた縦葺きの屋根のこと。「瓦」という字が付くが、瓦は使用しない。心木が入っていないものを立平葺きと呼ぶ。
換気棟(かんきむね)屋根の主棟部分に取り付ける換気部品のこと。屋根裏内にこもった熱気や湿気を排出するのための換気システムとして取り付ける。
金属屋根薄く板状に加工した金属板で造られた屋根のこと。
ガルバリウム鋼板、スーパーガルバリウム鋼板、ステンレス、チタン、トタン、銅板などがある。瓦やスレートに比べてとても軽量で耐震性に優れる。
構造用合板(こうぞうようごうはん)耐力上主要な部分に用いる目的で製造された合板。1級と2級があり、構造用合板として流通しているほとんどが2級で、特殊な用途を除いて床下地や屋根下地などに用いられる。
合板(ごうはん)ベニヤを複数枚、接着剤で貼り合わせて加工した板のこと。何枚かのベニヤを繊維方向が交互になるように接着することで強度を上げる。
3枚合わせ(2.5mm、5.5mm)や5枚合わせ(12mm)などがある。
工務店(一般に)地元に密着した活動を行っている建設会社のこと。複数の専門工事業者と繋がりを持ち、総合的な建築工事一式を請け負う。
コーキングチューブ容器に入っていて、コーキングガン(専用の押し出し機)で施工するペースト状のシーリング材のこと。建築現場では「シーリング」と同意語として取り扱われる。
コロニアルNEOクボタ株式会社(現ケイミュー株式会社)が開発したアスベストが入っていないスレート屋根材。築8~10年くらいすると無数のひび割れや大きな欠けが目立つなどの不具合が報告され、現在では製造中止となっている。この屋根材への塗装は推奨されていない。
GL(ジーエル)鋼板ガルバリウム鋼板のこと。「55%アルミニウムー亜鉛合金めっき鋼板」の名称で、アルミニウム55%+亜鉛43.4%+シリコン1.6%で構成される。
アルミニウムの耐食性・加工性・耐熱性・熱反射性と、亜鉛のガルバニックアクション(犠牲防食作用)を合わせもつため、使用環境により、従来の鋼板より約3~6倍の耐久性が期待できる優れた鋼板。
シーリング構造体の目地部分などに防水性・気密性などの機能を持たせる防水材のこと。建築現場では「コーキング」と同意語として取り扱われる。
下請け元請け(工務店や総合リフォーム会社など)が受注した工事を、元請け発注によって請け負う建設業者のこと。直接販売とは違うため、中間マージンが発生する。
下葺き(したぶき)材屋根材の下に敷く防水シートのこと。建物の中に雨水などが入り込まないようにする。「ルーフィング」と同意語。
シリコン樹脂塗料塗料の樹脂成分がシリコン樹脂である塗装加工のこと。耐候性・耐熱性・耐水性などに優れているが、アクリル塗料やウレタン塗料に比べると費用は高め。
ジンカリウム鋼板オーストラリアのBluescope社が商標登録している鋼板で、「ガルバリウム鋼板」とほぼ同じものを指す。日本では「ジンカリウム鋼板」と言ったら天然石粒仕上げとして認識されている。
スレート屋根JIS名称は「住宅屋根用化粧スレート」。セメントに繊維素材などを混ぜて厚さ5ミリ程度に薄く伸ばし固め、塗料で着色した天然スレートの模造品のこと。
商品名で「カラーベスト」「コロニアル」「フルベスト」と呼ばれたり、天然スレートと区別するために「人工スレート」と呼ばれたり、「色彩石綿板葺き」と呼ばれたりするが、どれも同じ「住宅屋根用化粧スレート」を指す。
セキスイかわらUパミールやコロニアルNEO同様、ノンアスベストにしたことで脆弱性が指摘される屋根材。ノンアスベストになる前はアスベストが入っていた。
総合リフォーム会社リフォーム全般を請け負う工事会社。元請けと呼ばれ、受注した工事は下請けに依頼する。
立平葺き(たてひらぶき)瓦棒葺きに似ているが、心木を使用せず板金を折り曲げ嵌合して葺く工法。
現在では、腐敗の恐れがある心木は使わない立平葺きが主流となっている。
縦葺き(たてぶき)地面に対して縦向き(雨が流れる方向)に屋根材を葺くこと。
垂木(たるき)屋根の一番高い棟木から桁にかけて、斜めに取り付けられる部材。
チョーキング現象白亜化(はくあか)とも言い、主に塗装表面が暴露状態の際に紫外線・熱・水分・風等により塗装面の表層樹脂が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)のような粉状になって現れる現象や状態をいう。
トタン屋根鉄鋼に亜鉛をメッキ加工した鋼板をのことで、関東大震災のあとに軽量で耐久性・防火性に優れているため、瓦の代わりに爆発的に普及した。
現在では、トタンの代わりにガルバリウム鋼板を使ったり、他の新しい屋根材が普及したことで新築にはあまり使われなくなった。
貫板(ぬきいた)木製や樹脂製の板のことで、屋根工事では棟板金の下や壁押えに、壁工事では出隅・入隅や下地のジョイントに使われる。
パミールいくつかあったノンアスベスト不具合の中で、最も被害が顕著だった屋根材。ニチハが1990年に発売し、1996年にマイナーチェンジを行い、2008年まで製造された。
表面がめくれたり、欠けたり、そってしまったり、先端がミルフィーユ上に劣化して層間剥離を起こしたりする。
ニチハのHPによると、1981年の5月には「無石綿化」を宣言しているため、パミールがノンアスベスト問題と関係があったかどうかは曖昧なままになっている。
葺き替え(ふきかえ)工法すでに葺かれている屋根材をはがして、新しい屋根材に替える工法のこと。カバー工法が出来ない瓦屋根や瓦棒、劣化が酷すぎるスレート屋根などを金属屋根や他の屋根材に葺き替える時に使う。
葺く(ふく)草冠+口+耳から成るこの漢字は、屋根を覆うという意味がある。
口を耳に寄せて語るという意味があることから、同じ読み方の「集(しゅう)」と意味も同じになり(葺くの音読みはシュウ)草を寄せ集めて屋根を覆う⇒葺くとなったと言われている。
フッ素樹脂塗料蛍石(鉱物の一種)を原料としたフッ素樹脂を配合した塗料のこと。
耐久性や耐候性・耐摩耗性に優れ、耐用年数が長く塗替えの頻度を少なくすることが出来るが、価格がシリコン塗料の1.5倍と高く、やや再塗装が難しい。
防水シート 屋根材の下に敷く防水シートのこと。建物の中に雨水などが入り込まないようにする。「ルーフィング」と同意語。
ポリイソシアヌレートフォーム硬質ウレタンフォームの一つ。建物のパネルやボードなど断熱材として広く利用される。燃焼時に表面が炭化し燃焼の拡大を防止する自己消化性を備えているため、一般的なウレタンフォームに比べて、難燃性に優れている。
棟(むね)板金屋根の面と面が接する一番尖った山状の部分に被せる金属板のこと。
役物(やくもの)屋根材本体以外に使用する専用部品のこと。唐草・ケラバ・壁押え・雪止めなど。
釉薬(ゆうやく)素焼きの陶磁器の表面に塗ってガラスの層を作り光沢を出し、液体の染み込みを防ぐ薬品のこと。うわぐすり。
横葺き(よこぶき)地面に対して屋根材を平行に葺くこと。
ラジカル塗料の主成分のひとつ「酸化チタン」に紫外線が当たることにより発生する物質で、塗膜を破壊し劣化を促進させる。
ラジカル制御塗料 塗膜劣化の原因となる「ラジカル」の発生と活動を抑えた塗料のこと。
陸屋根(りくやね)屋根の勾配がほとんどない平らな屋根のこと。
ルーフィング 屋根材の下に敷く防水シートのこと。建物の中に雨水などが入り込まないようにする。 「防水シート」と同意語。

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Meiちゃん

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