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めくれ・剥がれ・落下物

目次

屋根材の「めくれ・剥がれ」

業者さん

ピンポーン♪お家の屋根がめくれています!今すぐ修理しないと大変なことになりますよ!!

Meiちゃん

ええええ!!どうしよう。早く直さなきゃ

メンテ君

Meiちゃん待って待って!今すぐじゃなくて大丈夫だよ

すぐに直さなくても大丈夫な理由

屋根材の下には「防水シート(ルーフィング)」と呼ばれる下葺き材があります。

屋根は、一次防水(屋根材)二次防水(防水シート/ルーフィング)から成っており、建物内に簡単に雨水が入らないような仕組みになっています。

そのため、たとえ屋根材がめくれてしまっても「すぐに直さないと大変なことになる!!」ということはありません。

メンテ君

でも「防水シート」は紫外線が当たる想定がないため、ずっとそのままにしておくと劣化してしまうよ

DIYで応急処置

お客様

よしっ!これくらいなら自分でくっ付けよう

Meiちゃん

わぁぁ!!足場の無い屋根にのぼるのは、とっても危険だよー!!

厚生労働省がまとめた労働災害発生状況によると、

建設業全体の死亡者数281人
墜落・転落が原因116人
2022年(令和4年)1月~12月

建設業全体の死亡者数が281人に対し「墜落・転落」が原因で亡くなった人は116人で、全体の4割になります。

足場が設置されていても、建設業を生業としている職人でも、「墜落・転落」で命を落としています。

屋根にのぼるのは絶対に止めましょう!!!

屋根にのぼるのが危険ということ以外に、独学で屋根を修理するのも大変危険です!

最近ではインターネットでDIYの動画や情報を簡単に入手できる時代になりましたが、屋根はとても専門分野です。

塗装のプロである業者でさえ「雨漏りの原因になる縁切りを行わない」「塗ってはいけない屋根に塗装してしまう」と間違った施工をしている場合があります。

メンテ君

めくれ・剥がれは、信頼できる屋根専門業者に依頼しよう!

「めくれ・剥がれ」の修理方法

スレート屋根の部分修理は、新しいスレートを差し替えるのではなく、上から板金を被せる『スレートの部分カバー工事』をお勧めしています。

Before
After
スレート部分補修工事
Before
スレート部分補修工事
After

部分カバー工事の費用

スレート屋根の部分カバー工事費用は、

●階数(1階か2階以上か)

●ヶ所数(1カ所か複数か)

●職人数(1人か複数人か)

●使う材料

によって変わります。

1階・1カ所・1人の職人」が直した場合の費用は約3万円位です。

スレート屋根の部分カバー工事費用は、

●階数(1階かそれ以上か)

●ヶ所数(1カ所か複数か)

●職人数(1人か複数人か)

●使う材料

によって変わります。「1階・1カ所・1人の職人」が直した場合の費用は約3万円位です。

Meiちゃん

最長30年保証の金属屋根材で屋根全体を直すのもおすすめだよ♪

あわせて読みたいおすすめ記事

落下物

Meiちゃん

屋根から何か落ちてきたよー!!

ボロボロの屋根
メンテ君

頭に落ちたら危ないし、ご近所のお家に飛んで行ったら大変なことになるね

2000年頃(平成12年)に発売を開始したノンアスベスト(アスベスト無し)の人工スレートには、耐久性が著しく低く、製造から8年~10年くらいすると色あせやヒビ割れ・大きなかけなどの不具合が起こるものが現れました。

「パミール」や「コロニアルNEO」「アーバニーグラッサ」などがあります。

ボロボロの屋根
パミール
コロニアルNEO
コロニアルNEO
棟板金工事
アーバニーグラッサ
ボロボロの屋根
パミール
コロニアルNEO
コロニアルNEO
棟板金工事
アーバニーグラッサ

この状態を放置しておくと、

●落下物が当たると大怪我をする恐れがある

●カーポートや車など周辺のものを傷つける可能性がある

●近所の家に飛散してしまう

●屋根材の下にある防水シートが劣化する

●防水シートが貼ってある野地板が傷む

●雨が室内へ入り込む(雨漏りする)

などトラブルの原因となるばかりか、屋根が屋根として機能せず、建物(躯体)に影響が出てくる可能性があります。

欠けた屋根の解決方法

お客様

部分修理で直るかしら?

Meiちゃん

部分的に直しても、他の部分がまた同じことになります!!

欠けた屋根材をくっ付けること(部分修理)は可能ですが、この時期に作られたノンアスベストのスレート屋根は屋根材自体が寿命を迎えているためすぐにまた他の部分が割れてしまうと考えられます。

また、部分修理の時に職人が上に乗ってしまうことで、より症状が悪化する可能性があります。

メンテ君

落下するほどひび割れている屋根材は、部分修理ではなく新しい屋根材をカバー又は葺き替えすることをお勧めします。

屋根カバー工法工事とは

屋根カバー工法工事

「カバー工法」は「重ね葺き(かさねぶき)」とも呼ばれ、スレート屋根やアスファルトシングルのリフォーム用に考案された工法です。既存の屋根材を残したまま、その上に新しい屋根材を被せます。

断熱性や防水性の機能UPと、製品保証が最長30年のため長期間のメンテナンスフリーが期待できます。

工事期間は足場組立を含めてだいたい1週間~15日程度とあっという間です。※屋根の形状や天候よって異なります

屋根カバー工法工事

「カバー工法」は「重ね葺き(かさねぶき)」とも呼ばれ、スレート屋根やアスファルトシングルのリフォーム用に考案された工法です。既存の屋根材を残したまま、その上に新しい屋根材を被せます。

断熱性や防水性の機能UPと、製品保証が最長30年のため長期間のメンテナンスフリーが期待できます。

工事期間は足場組立を含めてだいたい1週間~15日程度とあっという間です。※屋根の形状や天候よって異なります

屋根葺き替え工法とは

屋根葺き替え工法工事

「葺き替え工法」は既存の屋根を剥して、新しい屋根材に交換する方法です。

カバー工法が出来ない「瓦」や「瓦棒」、「屋根の重さが気になる」「劣化が酷すぎでカバーが出来ない屋根」などにこの工法を使います。

既存の屋根を剥した後、新しい構造用合板を貼ります。そこに新しい防水シートと屋根材を施工します。

カバー工法より屋根の厚みが減るため、断熱性と防水性は少し異なりますが、製品保証最長30年は同じです。

工事期間は足場組立を含めてだいたい1週間~15日程度もカバー工法と同じです。

屋根葺き替え工法工事

「葺き替え工法」は既存の屋根を剥して、新しい屋根材に交換する方法です。

カバー工法が出来ない「瓦」や「瓦棒」、「屋根の重さが気になる」「劣化が酷すぎでカバーが出来ない屋根」などにこの工法を使います。

既存の屋根を剥した後、新しい構造用合板を貼ります。そこに新しい防水シートと屋根材を施工します。

カバー工法より屋根の厚みが減るため、断熱性と防水性は少し異なりますが、製品保証最長30年は同じです。

工事期間は足場組立を含めてだいたい1週間~15日程度もカバー工法と同じです。

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欠けた屋根の修理費用

Meiちゃん

やねかべマイスターで、2022年10月~2023年9月までに施工した工事の平均は下記のとおり♪

カバー工法 件数30件
平均平米数89.87㎡
平均総額1,362,350円
屋根カバー工法工事
カバー工法 件数13件
平均平米数60.59㎡
平均総額1,316,415円
屋根葺き替え工事

「屋根カバー工法工事」も「屋根葺き替え工法工事」も平均金額は大体130万円前後となっております。

メンテ君

参考価格のページには、もっと詳しい金額が載っているよぜひご覧ください♪

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