パサパサが起こる理由
屋根がパサパサ、ボロボロだよ~!!
そう。これは「パミール」と呼ばれるノンアスベストの屋根だよ
2000年頃(平成12年)に発売を開始したノンアスベスト(アスベスト無し)の人工スレートには、耐久性が著しく低く、製造から8年~10年くらいすると色あせやヒビ割れ・大きなかけなどの不具合が起こるものが現れました。
「パミール」の他にも「コロニアルNEO」や「アーバニーグラッサ」「セキスイかわらU」などがあります。
この状態を放置しておくと、
●釘の腐食で屋根材が落下する危険がある
●屋根材の下にある防水シートが劣化する
●防水シートが貼ってある野地板が傷む
●雨が室内へ入り込む(雨漏りする)
など屋根が屋根として機能せず、建物(躯体)に影響が出てくる可能性があります。
パサパサ屋根の解決方法
屋根といったら塗装よね。パサパサは塗装すれば直るかしら?
パサパサ・ボロボロは塗装しても直りません!!!
この時期に作られたノンアスベストのスレート屋根に塗装をすることはお勧めできません。
屋根塗装をしても屋根材自体が寿命を迎えているため、何の意味もないどころか塗料で症状を悪化させてしまう可能性があります。
また、屋根の塗装をする時に職人が上に乗ってしまうことで、より症状が悪化する可能性があります。
パサパサ・ボロボロの屋根材には、塗装ではなく新しい屋根材をカバー又は葺き替えすることをお勧めします。
屋根カバー工法工事とは
「カバー工法」は「重ね葺き(かさねぶき)」とも呼ばれ、スレート屋根やアスファルトシングルのリフォーム用に考案された工法です。既存の屋根材を残したまま、その上に新しい屋根材を被せます。
断熱性や防水性の機能UPと、製品保証が最長30年のため長期間のメンテナンスフリーが期待できます。
工事期間は足場組立を含めてだいたい1週間~15日程度とあっという間です。※屋根の形状や天候よって異なります
「カバー工法」は「重ね葺き(かさねぶき)」とも呼ばれ、スレート屋根やアスファルトシングルのリフォーム用に考案された工法です。既存の屋根材を残したまま、その上に新しい屋根材を被せます。
断熱性や防水性の機能UPと、製品保証が最長30年のため長期間のメンテナンスフリーが期待できます。
工事期間は足場組立を含めてだいたい1週間~15日程度とあっという間です。※屋根の形状や天候よって異なります
屋根葺き替え工法とは
「葺き替え工法」は既存の屋根を剥して、新しい屋根材に交換する方法です。
カバー工法が出来ない「瓦」や「瓦棒」、「屋根の重さが気になる」「劣化が酷すぎでカバーが出来ない屋根」などにこの工法を使います。
既存の屋根を剥した後、新しい構造用合板を貼ります。そこに新しい防水シートと屋根材を施工します。
カバー工法より屋根の厚みが減るため、断熱性と防水性は少し異なりますが、製品保証最長30年は同じです。
工事期間は足場組立を含めてだいたい1週間~15日程度もカバー工法と同じです。
「葺き替え工法」は既存の屋根を剥して、新しい屋根材に交換する方法です。
カバー工法が出来ない「瓦」や「瓦棒」、「屋根の重さが気になる」「劣化が酷すぎでカバーが出来ない屋根」などにこの工法を使います。
既存の屋根を剥した後、新しい構造用合板を貼ります。そこに新しい防水シートと屋根材を施工します。
カバー工法より屋根の厚みが減るため、断熱性と防水性は少し異なりますが、製品保証最長30年は同じです。
工事期間は足場組立を含めてだいたい1週間~15日程度もカバー工法と同じです。
あわせて読みたいおすすめ記事
パサパサ屋根の修理費用
やねかべマイスターで、2022年10月~2023年9月までに施工した工事の平均は下記のとおり♪
カバー工法 件数 | 30件 |
平均平米数 | 89.87㎡ |
平均総額 | 1,362,350円 |
葺き替え工法 件数 | 13件 |
平均平米数 | 60.59㎡ |
平均総額 | 1,316,415円 |
「屋根カバー工法工事」も「屋根葺き替え工法」も平均金額は大体130万円前後となっております。
参考価格のページには、もっと詳しい金額が載っているよ!ぜひご覧ください♪
「コケ・カビ・色あせ」が起こる理由
「コケ」が生える理由
「コケ」は基本的に水分や湿気を好みますが、植物なので日当たりが良い場所でも繁殖する種類があります。光合成を行えるので、水分さえあれば栄養がなくても生息可能です。
屋根の塗膜が無くなると、撥水効果が無くなり、水はけが悪くなります。するとコケが繁殖しやすくなるのです。
また、家の周りに森林や畑などがある場合はコケの胞子が飛んできやすく、川などの水辺がある場合は湿度が適度に高いため、よりコケが発生しやすくなります。
「コケ」は基本的に水分や湿気を好みますが、植物なので日当たりが良い場所でも繁殖する種類があります。光合成を行えるので、水分さえあれば栄養がなくても生息可能です。
屋根の塗膜が無くなると、撥水効果が無くなり、水はけが悪くなります。するとコケが繁殖しやすくなるのです。
また、家の周りに森林や畑などがある場合はコケの胞子が飛んできやすく、川などの水辺がある場合は湿度が適度に高いため、よりコケが発生しやすくなります。
「カビ」が生える理由
「カビ」も水分と湿気を好みますが、コケと違って日陰を好み、栄養がないと繁殖できません。
カビの繁殖も、屋根塗膜の劣化による防水機能の低下です。
コケと同様に、家の周りに川などの水辺や森林・畑がある場合は、適度な湿気と土などの栄養分が豊富なのでカビが繁殖しやすくなります。
「カビ」も水分と湿気を好みますが、コケと違って日陰を好み、栄養がないと繁殖できません。
カビの繁殖も、屋根塗膜の劣化による防水機能の低下です。
コケと同様に、家の周りに川などの水辺や森林・畑がある場合は、適度な湿気と土などの栄養分が豊富なのでカビが繁殖しやすくなります。
「色あせ」が起こる理由
「屋根の色あせ」は、外壁塗装の色(顔料)が紫外線を浴び続けることによって劣化することで起こります。
塗料の顔料が劣化すると、同時に塗料の成分である樹脂も劣化します。
樹脂の劣化は防水性の低下に繋がり、そのまま放置しておくと屋根材が劣化します。
「屋根の色あせ」は、外壁塗装の色(顔料)が紫外線を浴び続けることによって劣化することで起こります。塗料の顔料が劣化すると、同時に塗料の成分である樹脂も劣化します。樹脂の劣化は防水性の低下に繋がり、そのまま放置しておくと屋根材が劣化します。
「コケ」「カビ」「色あせ」は全て屋根材の塗膜劣化サインです。
このまま放置しておくと、屋根材の劣化が進み、雨漏りやシロアリ被害など建物に影響を及ぼす可能性があります。
人が紫外線を浴びると日焼け(やけど)したりシミそばかすが出来るのと同じで、屋根も紫外線のダメージを受けるんだね(汗)
「コケ・カビ・色あせ」の解決方法
屋根塗装
屋根は外壁と違って紫外線が一番当たる部位です。
そのため、屋根塗料は外壁塗料より寿命が短く期待耐用年数は6年~8年くらいです。
屋根材の撥水性を保ち寿命を延ばすために、塗膜の劣化が顕著に表れる前に屋根塗装を行いましょう!
屋根は外壁と違って紫外線が一番当たる部位です。
そのため、屋根塗料は外壁塗料より寿命が短く期待耐用年数は6年~8年くらいです。
屋根材の撥水性を保ち寿命を延ばすために、塗膜の劣化が顕著に表れる前に屋根塗装を行いましょう!
寿命が短いってことは、また6年~8年後に塗装しなきゃいけないってことよね?
そうなんだ!だから製品保証が最長30年の屋根カバー工法(又は葺き替え工法)がおススメなんだよ♪
屋根カバー工法工事とは
「カバー工法」は「重ね葺き(かさねぶき)」とも呼ばれ、スレート屋根やアスファルトシングルのリフォーム用に考案された工法です。既存の屋根材を残したまま、その上に新しい屋根材を被せます。
断熱性や防水性の機能UPと、製品保証が最長30年のため長期間のメンテナンスフリーが期待できます。
工事期間は足場組立を含めてだいたい1週間~15日程度とあっという間です。※屋根の形状や天候よって異なります
「カバー工法」は「重ね葺き(かさねぶき)」とも呼ばれ、スレート屋根やアスファルトシングルのリフォーム用に考案された工法です。既存の屋根材を残したまま、その上に新しい屋根材を被せます。
断熱性や防水性の機能UPと、製品保証が最長30年のため長期間のメンテナンスフリーが期待できます。
工事期間は足場組立を含めてだいたい1週間~15日程度とあっという間です。※屋根の形状や天候
近年のリフォーム業界では、金属屋根材をカバーするのが主流になってきているんだよ☆
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「コケ・カビ・色あせ」の修理費用
やねかべマイスターで、2022年10月~2023年9月までに施工したカバー工事の平均は下記のとおり♪
カバー工法 件数 | 30件 |
平均平米数 | 89.87㎡ |
平均総額 | 1,362,350円 |
屋根塗装の費用は参考価格のページをご覧ください