雨漏り

自分で出来る応急処置

どこかから水が垂れている場合は、周りが濡れないようにタオルやバケツを置き、近くにある家電は動かしましょう。

今外で雨が降っていない場合、まずは家中の蛇口を確認しましょう。蛇口を全て締めても水道メーターが動いている場合は、どこかで水漏れしている可能性があるので、水道屋さんに相談しましょう。

今外で雨が降っている（又はさっきまで降っていた）場合、外部から雨が侵入している可能性がありますが、雨がやんでしばらくすれば止まりますので安心してください。

この時のポイントは、「雨の強さや降り方」「風の強さや吹き方」をメモしておくこと！

雨漏りの場所が突き止められる場合は、「水が垂れているところ」を動画に撮っておくのもおススメです。

どこに依頼すればいいの？

雨水の侵入経路は、

など様々です。普通の雨では雨漏りしないのに、強風の時だけ起こる場合もあります。

天井から水が垂れてきたからといって、必ずしも屋根から侵入しているとは限りません。

科学技術や防水技術が発達した現在においても、雨漏りは無くならないどころか補修方法や工法も確立していません。

「雨漏りの原因」を特定するのはなかなか難しく、家の構造に詳しくない業者さんや、雨漏りに詳しくない業者さんに頼むといつまでたっても止まらず、費用と時間ばかりかかってしまいます。

おすすめの依頼先

依頼先	おすすめ度	理由
購入元	◎	築10年以内は保証があるため
総合リフォーム会社	△	屋根・外壁に詳しい下請けに流すかも
工務店	△	雨漏りに対して知識があるかどうかわからない
外壁塗装専門店	△	塗料には詳しいが、家の構造に詳しいかは担当による
雨漏り専門業者	〇	雨漏りの国家資格は存在しない。検査代が高額？
やねかべマイスター	◎	「屋根・外壁の構造」と「雨漏り」に詳しい社長が伺います

依頼先	おすすめ度	理由
購入元	◎	築10年以内は 保証があるため
総合 ﾘﾌｫｰﾑ 会社	△	屋根・外壁に詳しい 下請けに流すかも
工務店	△	雨漏りに対して知識が あるかどうかわからない
外壁塗装 専門店	△	塗料には詳しいが、 家の構造に詳しいかは 担当による
雨漏り 専門業者	〇	雨漏りの国家資格は 存在しない。 検査代が高額？
やねかべ ﾏｲｽﾀｰ	◎	「屋根・外壁の構造」と 「雨漏り」に詳しい 社長が伺います

築10年以内の場合は、購入元に相談しましょう。法律で定められた「品確法」があるため、売主が雨漏りを保証してくれます。

「総合リフォーム会社」「工務店」「外壁塗装専門店」は、雨漏りに詳しい担当に出会えれば◎です。どこに依頼しても、知識や経験が浅い担当者に当たると「何度修理しても雨漏りが止まらない！」となる可能性があります。

雨漏り専門と名乗っている業者さんがいますが、雨漏りについての国家資格は存在しません。（雨漏り診断士は特定非営利活動法人）専門業者さんのHPではよく「散水調査」「赤外線調査」「蛍光塗料調査」などを行い、「雨漏りの原因を突き止めます！」と謳っています。ビルや大型物件は構造が複雑なため、検査を行ってハッキリさせた方が良いかもしれませんが、一般戸建ての構造は大体決まっているため、高額の費用と時間をかけて検査をする必要があるかどうかは疑問です。

外壁塗装工事で雨漏りは止まる？

「瓦屋根」と「スレート屋根」は、「金属屋根」と違って雨水が屋根の隙間から出入りする構造になっています。

この構造の屋根が雨漏りしているとすれば、屋根材ではなく防水シートが切れているか、防水シートが重なってる部分から入っている可能性が高いです。

いくら屋根の表面を塗装して防水機能をUPさせても、下の防水シートが原因の場合、雨漏りは止まりません。

放置するとどうなる？

最近の高気密住宅では、雨水が侵入しても長期にわたって壁内に留まり、室内に現れるまでに時間がかかる場合があります。

建物内に水分があれば、シロアリやカビ・腐朽菌が繁殖することが出来ます。これらは建物の耐久性に大きな影響を及ぼす可能性があります。

建物の倒壊は命・財産に関わります。また、手遅れになれば多大な費用と時間がかかります。

「雨漏り」は放置せず、一度でも起こった場合は専門の業者さんに確認を依頼しましょう！

やねかべマイスターの雨漏り修理方法

雨漏り箇所	主な 修理方法
屋根	屋根工事
屋上	防水工事
バルコニー	防水工事
外壁	コーキング工事
外壁との取り合い部分	コーキング工事
窓サッシ	コーキング工事

屋根からの雨漏り（屋根工事）

コーキング等で対応可能と判断した場合は、部分修理を行い様子をみます。

ルーフィングの劣化による雨漏りの場合は部分修理が出来ないため、「屋根カバー工法工事」や「屋根葺き替え工事」など屋根全体の工事をお勧めします。

屋根の雨漏りを根本的に解決する方法

屋根カバー工法工事とは

断熱性や防水性の機能UPと、製品保証が最長30年のため長期間のメンテナンスフリーが期待できます。

工事期間は足場組立を含めてだいたい1週間～15日程度とあっという間です。※屋根の形状や天候よって異なります

屋根葺き替え工法とは

カバー工法が出来ない「瓦」や「瓦棒」、「屋根の重さが気になる」「劣化が酷すぎでカバーが出来ない屋根」などにこの工法を使います。

既存の屋根を剥した後、新しい構造用合板を貼ります。そこに新しい防水シートと屋根材を施工します。

カバー工法より屋根の厚みが減るため、断熱性と防水性は少し異なりますが、製品保証最長30年は同じです。

工事期間は足場組立を含めてだいたい1週間～15日程度もカバー工法と同じです。

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FRP防水　トップコート

外壁からの雨漏り（ｺｰｷﾝｸﾞ工事）

コーキングが切れていることによる雨漏りの場合は、怪しいと思われる箇所を部分的に修理します。

ただし、コーキングが切れることによって雨漏りが起こるということは、コーキング全体の寿命が来ているサインです。１カ所だけ直しても、また他の場所から雨漏りする可能性があるため、全体の「打ち替え」又は「増し打ち」をお勧めします。

取り合い部分からの雨漏り（ｺｰｷﾝｸﾞ工事）

コーキングが切れていることによる雨漏りの場合は、怪しいと思われる箇所を部分的に修理して様子を見ます。

窓サッシからの雨漏り（ｺｰｷﾝｸﾞ工事）

雨漏り修理の費用について

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