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全ての屋根材を比較してみた

いままで紹介してきた屋根材を全て比較して、わかりやすいよう一覧表にしました。寿命やメンテナンスの有無などは、何を基準にするかによって変わってくるので、参考程度にご覧ください。

Meiちゃん

人によって価値観や考え方は変わるから、気になる素材の詳細はメーカーに問い合わせてみてね!

現在流通している主要な屋根材6つ

瓦屋根
耐久年数50年以上
メンテナンス瓦桟や防水シートの定期的な点検が必要
色の種類豊富
デザイン性和風、洋風
防音性
耐震性×
本体の重さ約50kg/㎡
部分補修部分によってできる
価格目安屋根材の中では比較的高価
施工性専門の技術が必要
メリット通気性が良い
デメリット瓦用の躯体が必要

スレート

スレート屋根
スレート
耐久年数10年以上
メンテナンス10年おきに要点検
色の種類豊富
デザイン性横葺き
防音性
耐震性
本体の重さ約20kg/㎡
部分補修部分によってはできる
価格目安新築時は安価
施工性工期が短い
メリット施工できる業者が多い
デメリットコケやカビが生える

GL/SGL鋼板

金属屋根 SGL鋼板屋根
SGL鋼板/GL鋼板
耐久年数25年以上
メンテナンス10年おきに点検
色の種類少なめ
デザイン性縦葺き、横葺き
防音性断熱材があれば◎
耐震性
本体の重さ約5kg/㎡
部分補修難しい
価格目安リフォームでは比較的安価
施工性板金技術が必要
メリット費用対効果が高い、基本メンテナンスフリー
デメリット傷がつきやすい

金属瓦

金属瓦屋根
金属瓦(メタルルーフ㈱メタル建材HPより)
耐久年数SGL/GLと同じ
メンテナンス10年おきに点検
色の種類少なめ
デザイン性和風、洋風
防音性
耐震性
本体の重さ約5kg/㎡
部分補修難しい
価格目安高価
施工性板金技術が必要
メリット基本メンテナンスフリー
デメリット表面が熱くなる

ジンカリウム鋼板

ジンカリウム鋼板屋根
ジンカリウム鋼板
耐久年数30年以上
メンテナンス10年おきに点検
色の種類
デザイン性横葺き
防音性
耐震性
本体の重さ約6~7kg/㎡
部分補修難しい
価格目安リフォームでは比較的安価
施工性手間がかかるものもある
メリット基本メンテナンスフリー、塗り替え不要
デメリット石粒が取れやすい、コケやカビが生える

アスファルトシングル

アスファルトシングル屋根
アスファルトシングル
耐久年数10年以上
メンテナンス定期的にめくれや剥がれをチェック
色の種類豊富
デザイン性洋風
防音性
耐震性
本体の重さ約11~13kg/㎡
部分補修できる
価格目安比較的安価
施工性しやすい
メリット錆びない、曲線に貼れる
デメリット石粒が取れやすい、コケやカビが生える、めくれたり剥がれたりする

現在流通している主要な屋根材のまとめ

※画像をクリックで拡大

メンテ君

どのメーカーもデメリットを少なくしようと色々な研究を重ね、屋根材は日々進化していってるよ!

現在はあまり流通していない屋根材7つ

天然スレート

天然スレート屋根
天然スレート
天然スレート
耐久年数50年以上
メンテナンス基本的に不要
色の種類天然石の色
デザイン性個性的
防音性
耐震性
本体の重さ重い
部分補修できる
価格目安とても高価
施工性高い技術が必要
メリット高級感がある
デメリット取り扱いが少ない

セメント瓦/コンクリート瓦

セメント瓦/コンクリート瓦
セメント瓦/コンクリート瓦
セメント瓦コンクリート瓦
耐久年数20年程度20~30年
メンテナンス10年に1回塗装10年~15年で塗装
色の種類豊富豊富
デザイン性和風、洋風和風、洋風
防音性
耐震性
本体の重さ重い重い
部分補修できるできる
価格目安瓦より安価瓦より安価
施工性専門の技術が必要専門の技術が必要
メリット瓦の見た目を再現できる瓦の見た目を再現できる
デメリットコケやカビが生える
ひび割れしやすい
モニエル瓦は塗装時に
注意が必要

ステンレス

ステンレス
ステンレス
ステンレス
耐久年数50年以上
メンテナンス基本的に不要
色の種類
デザイン性和風
防音性
耐震性
本体の重さ軽量
部分補修難しい
価格目安高い
施工性手間がかかる
メリット錆にくい、劣化しにくい
デメリット傷つきやすい
取り扱いがほとんどない

チタン

チタン
チタン
チタン
耐久年数50年以上(半永久とも)
メンテナンス基本的に不要
色の種類
デザイン性和風
防音性
耐震性
本体の重さ軽量(瓦の1/10)
部分補修難しい
価格目安最も高い
施工性難しい
メリット人体や環境に無害
デメリット取り扱いがほとんどない

トタン

トタン
トタン
トタン
耐久年数10~20年くらい
メンテナンス定期的に状態をチェック
色の種類
デザイン性波板、縦葺き
防音性
耐震性
本体の重さ約5kg/㎡
部分補修部位によってはできる
価格目安最も安い
施工性しやすい
メリットつなぎ目が少ない
デメリット錆びやすい

※トタンは「住宅の屋根」としてはあまり流通しなくなりましたが、今でもベランダ屋根や物置小屋の屋根などに使われています

Meiちゃん

トタンは、やねかべマイスターでも取り扱っています!

銅板

銅板
銅板
銅板
耐久年数50年以上
メンテナンス基本的に不要
色の種類
デザイン性和風
防音性
耐震性
本体の重さ軽量
部分補修難しい
価格目安高い
施工性施工業者が少ない
メリット色の変化があり趣がある
デメリット緑青(ろくしょう)と
呼ばれる錆が発生する

現在はあまり流通していない屋根材のまとめ

※画像をクリックで拡大

天然スレートや銅板は今でも歴史的な建物に使われています。

セメント瓦やコンクリート瓦、トタンは技術の進歩とともに淘汰されてしまいました。

メンテ君

ステンレスやチタンは最先端の素材すぎて今は流通していないけど、近い将来主流になるかも!?

主な屋根材の商品名 早見表!

現在流通している主な屋根材をまとめました。メーカーも種類もたくさんあるので抜粋しています。

※画像をクリックで拡大

やねかべマイスターでは、

●アイジー工業:スーパーガルテクト

●ディートレーディング:ディーズルーフィング

●協和:立平アールロック、天晴ルーフ

●伊藤忠建材:スカイメタルルーフ

を主に取り扱っています。

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この記事を書いた人

Meiちゃんの中の人。SNSでは“屋根女子”

アメリカ短大卒(専攻は児童発達学)
保有資格は、雨漏り診断士、Microsoft Office Specialist(Word、Excel、PowerPoint 2010)、カラーコーディネータースタンダード、簿記3級、秘書検定2級、保育士、食品衛生責任者、ジュニアティーアドバイザーなど。最近の趣味はドラム。

会社では経営、営業、広報、人事、事務など現場以外を担当。

ホームページの記事は社長監修のもと全てMeiが心を込めて書いています。